タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
PRIMAL×HEARTS 2   ま〜まれぇど   25 時間前後  
                                       
 
シナリオ
  
 
グラフィック
  
 
音楽
  
 
キャラクター
  
 
総合点数
  
 
個人的評価
  
C+(20/30)    A+(17/20)    B+(15/20)    A+(26/30)    B+(78)    B+   

初めに(前書き)
このゲームは PRIMAL×HEARTS (以降は前作と表記)の続編と
 
言うべきようなゲームです。さらに前作に出ていた人物が出たり
 
舞台となる学園が前作と同じだったりします。前作の決定的な
 
ネタバレはしませんがそれに近いニュアンスの表現になっている
 
場合がありますので、その事を頭に入れた上で問題ないと言う
 
人に読んで頂けたら幸いです。

総評
どうしても前作と比べて劣っていると思われがちですが、決して
 
そんな事はないです。前作プレイ済みの人へのサービスに加えて
 
アイキャッチ画面での文字やSD絵におさわりなど随所で努力を
 
している事は感じます。ただ、シナリオが焼き直しみたいに感じて
 
しまう上に所々劣化しているように思います。これではどうしても
 
良い印象を感じないですね。後はそこまで前作と変わらないように
 
思います。グラフィック、音楽、キャラクター。それぞれ前作に
 
劣っていないですし、ヒロインに関してはプレイする人の属性次第
 
では前作のヒロインより好きになれるはずです。かく言う私も結構
 
グッときたヒロインがいたので、個人的評価は前作より上ですので。

あらすじとプレイについて
簡単に書くと  2 つの生徒会が存在し様々な政策を選挙で決め
 
争っている学園。しかし最近はその争いの質が変化した上に戦況は
 
五分五分の状態。そんな状態にかつて様々な変化をもたらした
 
伝説の転入生と同じようにこの学園に転入してきた主人公。彼は
 
かつての伝説。777 (スリーセブン)のようにこの学園に変化を
 
もたらすのか? と言った感じですかね。
 

総プレイ時間は 25 時間前後です。共通ルートが 3 時間半で個別
 
ルートは 1,5 〜 2 時間です。ただ、杏那の個別ルートは 1 時間
 
ぐらいですが。また、各ヒロインの個別ルートクリア後はおまけ
 
エピソードが追加されるのですが、ほとんどがHシーンなので
 
プレイ時間には入れていません。攻略順はネタバレ等は考える
 
必要はないですが、シナリオの展開を考えると兎姫の個別ルートを
 
ラストに持ってくると展開が読めてしまう可能性が高くなるので
 
杏那→たては→兎姫→真白→アリスティア の順番がいいかなと
 
思いますがネタバレ等の問題はないので、この通りでいかなくても
 
大きな問題はないです。

シナリオ
共通ルートでは 姉と師匠にモテるテクニックと立ち回りを伝授
 
された主人公が 2 つの生徒会の間で行動をする過程の中で、各
 
ヒロイン達の気になる存在になっていく過程を描写しています。
 
個別ルートでは 叩き込まれたモテるテクニックと自分自身との
 
ギャップに苦悩しながらもヒロインと恋人関係になるために努力
 
したり、恋人関係になってからの問題に立ち向かったりする話を
 
中心に描写しています。
 

共通ルートに関して言えば、やや主人公の過剰な持ち上げが気に
 
なる以外は悪くないと思います。前作を踏襲して 777 人目の生徒
 
(スリーセブン)としての転入と言う形ですが転入時点で問題に
 
なっている文化部(天道会)と 運動部(月華会)の代理戦争と言う
 
部分での前作との違い。この部分は前作との変化を上手く描写して
 
いると言えます。そこから共通ルート終了までの流れは多少細かい
 
粗はいくつかありますが駄目と言う程ではないです。ですが、個別
 
ルートは兎姫の個別ルート以外はヒロインの魅力の描写を中心に
 
いているため、生徒会や選挙についてが雑になっています。さらに
 
拍車をかけるように印象的なHシーンを沢山挟むものだから余計に
 
話の展開を邪魔しています。逆に兎姫の個別ルートはHシーンを
 
おまけエピソードで補完する形を取った上に兎姫の発言を上手く
 
シナリオに組み込んで、生徒会や選挙についての描写も気になる
 
所がなかった訳ではないですが、上手く描写していましたので
 
ラストの力技を考慮しないのであればシナリオの完成度は 良作
 
と言っていいレベルだと思います。サブヒロインと言ってもいい
 
杏那の個別ルートに関しては尺の部分で細かい粗が結構ありますが
 
大筋では悪くないです。ただ個人的には告白シーンが、少々強引
 
すぎるのであんまり好きではないですけど。まとめとしては全ての
 
兎姫と杏那の個別ルート以外の個別ルートのHシーンを 4 つぐらい
 
おまけシナリオに回して生徒会や選挙についての問題をしっかりと
 
描写する。これぐらいはして欲しかったです。欲を言えばその上で
 
今と変わらないレベルで各ヒロイン達の魅力を描写出来ていれば
 
前作を上回るシナリオの評価をつけられたと思います。

グラフィック
前作でも感じた 芸術的 と言えるグラフィック。今回はSD絵でも
 
更にヒロインの様々な一面を表現しています。前作に引き続いて
 
ゲームの中で何回か流れるヒロインと一緒に歩くシーン。こちらも
 
相変わらず良かったです。一枚絵に関してはモノクロで表現されて
 
いる前作天道会役員達が印象的でした。あれは前作をプレイして
 
いる人へのサービスみたいな物なんでしょうけどね。好きな一枚絵
 
ならソファーに丸くなって眠っているアリスティアの一枚絵ですが。
 
後は前作ヒロイン達の立ち絵での変化まであったらひょっとしたら
 
評価をにしていたかもしれませんね。

音楽
オープニングの smile again は前作と同じようにゲームの中で
 
いくつかのバージョンがあり、それぞれいい場面でBGMとして
 
流れています。こう言った使い方をする場合は、元になった曲の
 
クオリティー次第で評価が結構変わって来るのでリスキーな部分も
 
あると思います。個人的には前作のオープニングと比べると静の
 
部分だけでなく動の部分も意識していて前作にも決して負けては
 
いないと思います。オープニングのバージョンの中ならやっぱり
 
piano ver はいい場面で流れていたので印象に残っています。
 
それから前作同様。エンディングも各ヒロイン事に用意されて
 
います。兎姫のエンディングは独特な感じで結構印象に残って
 
いますが個人的に好きなのはたてはのエンディングですね。
 
タイトルの トモダチ以上コイビト未満 と言うのはまさしく
 
彼女にふさわしい言葉だと思います。

キャラクター
さて。私はロリコンじゃない (本当ですよ) ですがアリスティアの
 
ロリ巨乳 は結構な破壊力だと思います。シナリオのコミュ障からの
 
脱却やこちらを純粋に慕ってくれる子犬のような可愛さにやられた
 
人も多いと思います。また、兎姫の様々な事情のため、弱みを決して
 
見せないようにふるまっていたのに主人公のちょっとした優しさに
 
心惹かれていく様子も可愛かったですね。そして、たてはの共通
 
ルート中盤からの主人公の言動に一喜一憂しながら必死に主人公の
 
ために行動する彼女はまさしく天使と言っても過言ではないです。
 
そんな魅力ある 3 人のヒロイン達よりも私は真白が好きなんです。
 
だってあんな 可愛さとエロさ はもう反則級ですよ。あのSD絵の
 
妄想シーンの可愛さも素晴らしいですし、見た目は楚々としている
 
理想のお嬢様のエロい言動。その ギャップ に完全にやられました。
 
次にサブヒロインとも言うべき杏那についてですが、こちらは普段の
 
彼女からは考えられない可愛い部分をいくつも見られましたので結構
 
好きですよ。ちょっと付き合う過程は強引でしたので、その辺りを
 
上手く改善出来ていれば 4 人のヒロイン達に割って入れるぐらいの
 
魅力はありますしね。そしてサブキャラクターですが、この部分は
 
正直前作よりも劣っています。一応兎姫の個別ルートで霧積先輩の
 
株は大幅に上がったのであまり批判は出来ないのですが、八斗島
 
先輩はともかく敷島の扱いはもう少し工夫が欲しかったです。この
 
部分は前作だと御座入が結構頑張っていただけに、敷島にも筋肉
 
以外に魅力的な描写が欲しかったです。最後に主人公について
 
ですが、マニュアル人間だの恋愛サイボーグだの色々と言われて
 
いますけど、師匠と姉のおかげでかなりのハイスペックです。
 
個人的には、マニュアルを脱ぎ捨てて他人からの好意に真剣に
 
応えた辺りの描写はカッコ良かったと思います。キャラクターの
 
部分を前作と比較するならサブキャラクター達の魅力は劣るけど
 
ヒロイン達の魅力は上。主人公はトータルで互角と感じました
 
のでこの評価に落ち着きました。

Hシーン
回想シーンにたてはと真白が 7 回。兎姫が 6 回。アリスティアが
 
5 回収録されています。ややアリスティアが少ないですが、彼女は
 
おさわりモードとでも言うべき特殊なものが用意されていますので
 
回数の不利は感じないと思います。シーンに関してはパイズリに
 
フェラにアナルと放尿と用意されています。個人的には朝までの
 
エンドレスエッチからの意識が朦朧としている状態でのお漏らしは
 
中々そそるのですが、あのシーンはもうちょっと放尿までの我慢が
 
あった方がよりいいんですけどね。

最後に一言
真っ白なお嬢様をエロく染めるっていいよね。



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